松本竣介は自身のアトリエ「綜合工房」を発行元として随筆(エッセイ)雑誌『雑記帳』を1936(昭和11)年10月に創刊しました。 他分野からの寄稿原稿や画友たちの挿絵などを掲載し、表紙デザインから割付まで、妻の禎子とともにすべての編集を松本竣介が手掛けていました。 翌年12月までに全14冊が刊行されました。表紙と目次をご覧になれます。