2017/10/22

新井淳一作品の展示について
平成29年9月25日に、桐生市在住のテキスタイル・プランナー新井淳一先生が、逝去されました。
享年85歳。
新井淳一は、生家の織物業を継ぎながら、伝統的な素材の掘り起こしと新しいテキスタイルの開発につとめ、伝統と先端的な科学が融合した布の創造に取り組んでいました。その布地は、三宅一生、川久保玲などのデザイナーにもとり上げられ、ファッション界に大きな影響をあたえ、国内外で高く評価されてきました。
生前の新井先生は、美術館の題字を揮毫されるなど、大川美術館の創設者大川栄二と深い親交がありました。
この度は、新井先生とともに大川栄二が収集したアフリカなどの民俗資料とともに、当館が所蔵する作品を展示して、追悼の意を表したいとおもいます。
つつしんでご冥福をお祈り申し上げます。

また、今年度、下記の新井先生の幔幕作品4点を寄付金によって購入しまたので、画像で紹介します。

「高難燃性PPSスリット糸織物の幔幕『道程』」 2002年 縦430㎝ 横768㎝

「帯電防止ポリエステル織物の転写捺染幔幕『元興寺・蒼の大渦』」2002年 縦375㎝ 横948㎝

「帯電防止ポリエステル織物の転写捺染幔幕『興寺・金の大布』」2002年 縦379㎝ 横945㎝

「帯電防止ポリエステル織物の転写捺染幔幕『元興寺・極楽坊の布たち』」2002年 縦376㎝ 横945㎝


平成29年10月 大川美術館

12月17日までの展示です。

購入作品の画像は準備中です。しばらくお待ちください。
2017/10/15

企画展カタログを通信販売いたします。
カタログ通信販売いたします。
浜田知明・秀島由己男版画展のカタログを通信販売いたしております。
このカタログには、浜田、秀島両先生から今回の展覧会のために特別にメッセージを寄稿していただきました。たいへん貴重なので、両先生のこの夏のポートレートとともに、そのまま画像として掲載させていただきました。どうぞお手にとって御覧いただきたく存じます。
仕様:B5変形 全100ページ
目次:ごあいさつ 館長・田中 淳
浜田知明ポートレート、メッセージ
図版ページ
出品リスト、略年譜
秀島由己男ポートレート、メッセージ
図版ページ
出品リスト、略年譜
「浜田知明・秀島由己男 訪問記として」文・小此木美代子
謝辞
奥付け
編著・発行:大川美術館
製作:株式会社石井デザイン事務所
発行日:2017年9月30日
販売価格:1冊1800円(税込み)

一冊から、前払いで承ります。
現金書留にてお送りください。到着次第「レターパックライト」にて発送いたします。
カタログ代金+送料360円(二冊まで、それ以上の場合はお問合せください。送料が変わります。℡0277-46-3300) *メモ程度でかまいませんので「企画展カタログ№103と明記し ご注文冊数」
「ご住所」「ご氏名」「ご連絡先」を書いたものを同封してください。

レターパックライト:料金日本全国一律360円(A4サイズ 重さ4㎏まで 厚さ3㎝まで)郵便受けに配達いたします。
2017/10/01

速水御舟「柿」
速水御舟(1894-1935)は、大正、昭和前期の代表的な日本画家です。
写実表現と構成的な装飾性を融合した「炎舞」(1925年)、「名樹散椿図」(1929年)などの代表作を残して、ひろく知られています。
この「柿」は、御舟が21歳のときの作品です。この時期御舟は、日本画の近代化にむけて、個性表現を模索していた今村紫紅(1880-1916)の研究グループ「赤曜会」(せきようかい)で意欲的な作品を発表していました。この「柿」は、「赤曜会」の第3回展に出品された作品です。熟した柿の鮮やかな赤と、色づきはじめようとする葉の緑の対比が、枝ぶりの大胆さとともに強い印象をあたえています。
川合玉堂「秋 茅刈」と、御舟に強い影響をあたえた岸田劉生の「柿」、「栗」とともに、この秋の季節かぎって公開します。
(公開日時:9月30日~11月12日)
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公益財団法人大川美術館は,桐生市出身の大川栄二が約40年にわたって収集した日本・海外の作家のコレクションを中心に,市の支援を得て、平成元年に市内を一望できる水道山の中腹に開館いたしました。
各展示室にはソファーを配置するなどの工夫で、自宅で絵を見ているような、暖かい雰囲気でゆっくり過ごせるような「逢いたいときにいつでも逢える名画の館」を目指しています。数々の名画と共に、緑豊かな水道山の四季折々の変化を楽しめるティールームでの、ゆったりとしたひとときもお楽しみ下さい。