コレクション展

同時開催 コレクション展
2026年 1月17日~ 3月29日

展示室1-1 季節の彩―冬から春へ

冬から春へ向かう季節の移ろいを、日本画の作品で
楽しんでいただければとおもいます。上村松園の
円熟期の《初雪》をはじめ、日本画界でユニークな
位置をしめた片岡球子の《花・富士に献花》など
当館のコレクションから精選してご覧いただきます。


上村松園《初雪》1941年頃



展示室1-2 大正期-1910年代の洋画

個性的であることが尊ばれた1910年代の洋画界で
その象徴的な画家である岸田劉生と萬鉄五郎
そして彼らと交友した木村荘八、横堀角次郎
斎藤与里などをご覧いただき、この時代の
「個性」の表現の一面をご紹介します。


岸田劉生《縄跳びする子供》1916年

展示室1-3 昭和初期の洋画-新宿下落合に住んだ画家たち

関東大震災(1923年)後の東京では、下町や山の手から
さらに郊外へと居住地が拡大しました。現在の新宿区下落合の
地区にも、宅地開発にともない多くの画家たちや文学者たちが
移り住みました。中村彜、曽宮一念、佐伯祐三、そして
松本竣介など、この地に住んだ画家たちの作品を紹介します。


佐伯祐三《下落合風景》1926年頃 個人蔵



木下義謙《花》制作年不詳

展示室2 特集展示 松本竣介-人のかたち、街のすがた

静謐な詩情と理知的な表現で、家族と市井の生活を
愛しつづけた松本竣介。その代表作である《街》(1938年)を
中心に、当館のコレクションに個人の方の所蔵品を加えた
約30点をご覧ください。

松本竣介《市内風景》1941年12月 個人蔵



松本竣介《ゴミ捨て場付近》1942年4月 個人蔵

展示室6 2025年度の新収蔵品を中心に

今年度も、個人の方々から長年にわたり大切にされていた
作品をご寄贈いただきました。
なかでも難波田史男の作品があることから当館の同画家の
作品とともにご覧いただきます。また、桐生在住の
木彫家丸尾康弘氏から木版画19点をご寄贈いただきました
ので公開いたします。

丸尾康弘《くも耳2》2008年

同時開催 コレクション展
2025年10月11日~12月 14日

1)19世紀のヨーロッパ版画
  ドーミエ、ルドン、マックス・クリンガーなど
  19世紀から20世紀初頭に活躍をつづけた画家たちの
  版画作品を中心にご覧ください。(展示室1-1)

  オディロン・ルドン
  《版画集『悪の華』№6 わが夜な夜なの
  暗やみの背景に 神は巧みなる指先もて 途切れることなき
  さまざまの悪夢を描く》1890年


2)明治・大正の洋画
  岡田三郎助、藤島武二、和田英作など、明治から大正期にかけて
  重要な位置をしめた画家たちの作品をご覧ください。(展示室1-2)

  萬 鉄五郎《風景》1926年



3)秋の彩り

  速水御舟の青年期の代表作《柿》を中心に
  当館の日本画コレクションから秋にふさわしい
  作品を精選してご覧いただきます。(展示室1-3)

  速水御舟《柿》1915年



4)特集展示:戦後80年 松本竣介と同時代の画家たち Part2
  今年は、第二次世界大戦の終焉から80年にあたります。
  夏季の展示につづき、当美術館の松本竣介の作品を中心に
  同時代の画家たちが残した戦争の影と戦後の作品を展示し
  あわせて鈴木満、秀島由己男の作品も小展示室にてご覧ください。
 (展示室2)
 
  鈴木満《習作・学徒出陣1》1944年頃
 

  松本竣介《人物のいる風景》1937年

  松本竣介《《自画像》1943年

  秀島由己男《版画集『わらべ唄』より 四 かたつむりと花子》1972年

同時開催 コレクション展
2025年 7月19日~ 9月 7日

1)西洋古典絵画技法による「模写」の世界
  「古典絵画技法研究会」のみなさんによる、ルネッサンス期の
  ヨーロッパ絵画につかわれたテンペラ、黄金背景等の技法、材料から
  研究した成果である「模写」作品をご覧ください。(展示室1-1)


  十二芳明《「シモーネ・マルティーニ、リッポ・メンミ
            《受胎告知》(部分)」1333年の模写》



2)19.20世紀のヨーロッパ絵画
  印象派、ポスト印象派から、20世紀のピカソまで多様な展開をとげた
  ヨーロッパ絵画の作品をコレクションから精選してご覧いただきます。
  (展示室1-2)


  ピエール・オーギュスト・ルノアール《球遊びをする子供たち》1900年
  

3)パリに学んだ画家たち
  第一次世界大戦後、1920年代にパリに渡り、絵画を学んだ日本人画家の
  作品をご覧ください。(展示室1-3)



  板倉 鼎《少女》1927年



4)特集展示:戦後80年 松本竣介と同時代の画家たち
  今年2025(令和7)年は第二次世界大戦が終焉した1945(昭和20)年」
  から80年にあたります。当美術館が所蔵する松本竣介の作品を中心に、
  同時代の画家たちの作品をご覧いただきたいとおもいます。
  この時代の作品は、好むと好まざるとをかかわらず、戦争がもたらした
  影が少なからず作品に表現されているといえるでしょう。
  あわせて3つの小展示室では、やはり同時代の清水登之、野田英夫、
  浜田知明の作品もご覧ください。
  ますます混迷がつづく世界の現状をみるにつけ、「80年」という間、
  この国が二度と戦争をおこさないことを誓い、平和をまもってきたことの
  尊さをあらためておもっていただけたらと願っています。



  清水登之《育夫像》1945年






浜田知明《初年兵哀歌(歩哨)》1954年