【新春講演会2018】
「描かれた女性と着物—近世風俗画の視点から」

講演要旨
 古今東西、美しい女性を描いた作品がありますが、伝統的な日本絵画における美人図は、実際に描き出されているのは身体のごく一部、顔と手くらいで、画面の大半を占めるのは着物や帯などの衣装です。日本の美人画においては、その描かれる人物と同様に、あるいはそれ以上に着ている着物が重要な表現要素となっています。
 本講演では大川美術館の美の粋、上村松園らの美人画を出発点として、松園が学んだという江戸絵画をご紹介致します。近世風俗画の代表的作例である「彦根屏風」には当世の男女の姿が表されていますが、その着物を描く技術と熱意は目を瞠るものがあります。女性を描くこと、着物を描くこと、江戸から明治への表現のあり様を概観してみたいと思います。(江村知子)

講師:江村知子 (東京文化財研究所 文化財情報資料部 文化財アーカイブズ研究室長)
日時:1月20日(土)14時~15時30分
会場:大川美術館 レクチャー室
入館料のみでご参加いただけます。この日にかぎり、着物でご来館のお客様は入館料が半額です。
事前にお申し込みください。電話、メール、フロントにて受け付けております。
☎0277-46-3300
メールアドレス:okawa-m@theia.ocn.ne.jp


【新春講演会2018】
講師の江村知子先生
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